『THE KID』の主役は、社員です。美容師です。
逆にいえば社員のために存在する会社。それが『THE KID』。
コトバの遊びではありません。この会社案内のために、つくった話でもありません。なぜなら私自身が、その主役のひとりだからです。

私は、『THE KID』の社員美容師から出発しました。やがて店長になり、マネージャーになり、部長を経て現在は、社長。つまり『THE KID』は、社員がほんとうに社長になれる会社なのです。そして今でも、私はハサミを持ってサロンに立ちます。つまり現役の美容師でもあるのです。

昨年、『THE KID』は42周年を迎えました。42年経っても、個々のサロンは自由にあふれています。だれもが自由に、お客さまを大事にします。
だれもが自由に、お客さまをきれいにしたいと考えます。そのために、もっともっとうまくなりたい、と。その結果、社員全員が個性豊かな美容師になります。お店や会社の力に頼ることなく、個人がブランドとして輝くのです。そのようなブランドが、1200。全国各地で輝きを放つ美容師たちが1200人集まって、『THE KID』という会社をかたちづくっています。この事実もまた、「社員が主役」という証明なのです。

私たちの目標は「生涯美容師」。
それは社員の総意であり、みんなでつくりあげてきた目標です。私たちはこれからも大切な社員が全員、いつまでも美容師として生きていける会社、しあわせになれる会社でありつづけます。